作品「髑髏と男の子」は、前作「髑髏と女の子」で感じた“柔らかさと無機質の共存”というテーマを、よりスタイリッシュでシャープな方向へと押し広げた一枚です。男の子という存在を迎え入れることで、髑髏の持つ象徴性がまた違った角度から立ち上がり、シリーズとしての広がりを強く感じながら制作しました。
男の子の佇まいは、女の子とは異なる質感を作品にもたらします。かわいさや美しさではなく、少し無骨で、少し反抗的で、しかしどこか繊細な雰囲気。そのニュアンスが髑髏の工業的なラインと重なることで、より都会的でスタイリッシュな世界観が生まれました。髑髏の硬質な構造が、男の子のシルエットやファッションと響き合い、互いの存在を際立たせるように画面の中で呼吸しています。
制作中、男の子というモチーフが持つ“軽やかな強さ”のようなものが、髑髏のデザインに新しい表情を与えてくれる感覚がありました。無機質なはずの髑髏が、男の子の仕草や雰囲気によって少し人間的に見える瞬間があり、その違和感がとても心地よかったのです。シリーズとして描き続けることで、髑髏というテーマがより多層的に、より物語性を帯びていく予感があります。
「髑髏と男の子」は、シリーズ化を見据えた新しい一歩です。女の子版とは異なる魅力を持ちながら、同じ世界観の中で確かに繋がっている。これからこのシリーズをさらに広げ、髑髏と人物の関係性をより深く探っていきたいと感じています。
作品No.47「髑髏と男の子(シリーズ)」


※この作品は私自身の発想と構図をもとに制作し、仕上げ工程の一部にAI加工を取り入れています。
Instagram・SUZURI・BOOTHでも作品やグッズを公開しています。ぜひご覧ください。
世界観をより深く楽しんでいただけましたら嬉しいです。
Instagram(作品一覧) https://www.instagram.com/x_sennshitsu

コメント