無題の髑髏B:サイケデリック・リザレクション(SKULL LINE WORKs)

SKULL LINE WORKs

作品「無題の髑髏B(サイケデリック・リザレクション)」は、前作「無題の髑髏A」で開いた表現の扉を、さらに深い領域へ押し広げたいという欲求から生まれた作品です。筆の筆跡そのものを造形の核に据え、偶然性と意図が交錯する瞬間をそのまま髑髏の形へと定着させることを目指しました。描き始めたときから、私は“髑髏というモチーフの限界を壊したい”という気持ちに支配されていました。既存のイメージに寄りかからず、見たことのない髑髏を創りたい。その衝動が、筆を走らせるたびに強くなっていったのです。

サイケデリックな色遣いは、単なる派手さや奇抜さではなく、視覚の奥に直接触れるような感覚的な揺らぎを求めて選びました。筆跡が重なり、滲み、跳ねるたびに、髑髏の輪郭は曖昧になり、逆に存在感が増していく。その矛盾した状態が、私にとっては“再生”のイメージと重なっていきました。死の象徴である髑髏が、色彩の奔流の中で新しい形を得ていく。まるで筆跡そのものが生命の脈動となり、髑髏を再びこの世界へ呼び戻しているように感じられたのです。

制作の過程では、筆の動きが予期せぬ方向へ広がる瞬間が何度もありました。しかしその偶然性こそが、この作品の核でした。筆跡が生むリズムや乱れを受け入れ、そこに髑髏の形を見いだすことで、私自身が“描く”というより“発掘する”感覚に近い体験をしていました。色彩の層が積み重なり、筆跡が絡み合い、やがてひとつの髑髏が浮かび上がる。その過程は、まさにサイケデリックな再生の儀式のようでした。

完成した「無題の髑髏B」は、前作Aの延長線上にありながら、まったく異なる生命感を宿しています。筆跡が形を生み、色彩が魂を与え、髑髏という象徴が新たな姿で蘇る。その瞬間を捉えた作品として、私自身にとっても特別な意味を持つ一枚になりました。

作品No.41「無題の髑髏B(サイケデリック・リザレクション)」

※この作品は私自身の発想と構図をもとに制作し、仕上げ工程の一部にAI加工を取り入れています。

Instagram・SUZURI・BOOTHでも作品やグッズを公開しています。ぜひご覧ください。

世界観をより深く楽しんでいただけましたら嬉しいです。

Instagram(作品一覧) https://www.instagram.com/x_sennshitsu

SUZURI https://suzuri.jp/Art-Beat-Labo_X/products

BOOTH https://art-beat-labo-x.booth.pm/

コメント

タイトルとURLをコピーしました